ムルティプラで検索してこられた方には申し訳ありませんm(__)m 現状ほとんど自転車日記です^^;
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GPSでみるサイクル耐久2008(その1)
恒例のGPS記録から天満屋サイクル耐久レースを振り返るシリーズ
レースから半年近く経ってしまいましたが、最近になってGPSデータが復活しましたので、あらためて2008年のレース分析を進めたいと思います。 過去ログ: GPSでみるサイクル耐久2007 GPSでみるサイクル耐久2006 GPSでみるサイクル耐久(2005) 2007年までのサイクル耐久はソロで走ってきましたが、今回は4人でチームを組んで6時間耐久に臨みました。チーム員全員の走行記録が残るように、GPSロガーはメンバー交代と同時にバトンタッチしています。公式計時用のトランスポンダーもリレーしないといけませんので、トランポとGPSロガーを空ボトルに入れて、それを交代時に手渡すようにしました。 使用したGPSは、RoyalTek RGM-3800。表示画面をもたない、純粋なGPSロガーです。昨年まで使っていたGarmin Geko201と較べると、高感度チップSiRF StarIIIを搭載しており、より精度の高いデータ取得が期待されます。またメモリ容量も大きいので、1秒間隔でログを残しても余裕で6時間のレースを記録できます。 また、RGM-3800になって嬉しいことのひとつは、ログ(NMEA出力)に位置座標だけでなく速度が出力されることです。以前にGeko201の憂鬱で述べたように、緯度経度の座標値の差分から移動速度を算出すると、座標値の分解能の限界で十分な精度で速度が求められないという問題がありました。その点、速度が直接得られるというのは、特にレース結果を分析する上で走行中の速度は興味があるところでもあり、大きなメリットです。 実際に今回のログデータから、座標値から算出した速度と、NMEAファイルに出力された速度を比較してみました。 ではレース結果をみていきましょう。 まずはライダー別の周回数と平均ラップタイムのまとめです。 またチームとしてはひとりの人がたくさん走るのではなくて、全員が同じ時間走れるように心がけました。ま、南子嬢は本人の希望により別枠扱いされていますが(^^;、男性陣3人はほぼ同じ走行時間となるように、うまく交代のタイミングを計ることができたと思います。もっとも、平均タイムの分析だけならば、GPSのデータがなくても手計測の記録で十分に判っていた結果であります。もう少し細かいデータをみていきましょう。 続いて周回毎のラップタイムをグラフにしてみました。ライダー交代は、グラフの名前順にあるとおり、Mazoka→慎→南子→かつ の順にローテーションしています。 スタートはワタシ(Mazoka)の担当で、最初の6周を先頭集団に着いて行きましたが、このときのラップタイムは5:20~5:30、平均速度は40km/hを超えており、ソロではちょっとあり得ないアベレージを記録しています。やはりレースでは列車に乗れるか否かでまるでタイムが違うのがよく判ります。ワタシは6周目にはそろそろ登りがキツくなってそのまま脱落、ピットインしましたが、聞くところでは集団はその後もさらにペースアップしていったそうです・・。どんだけ速いんでしょうか・・。 また、ワタシの2巡目の終わりlap11もタイムが伸びていますが、これもちょうど3時間組がゴールする前の先頭集団と遭遇して牽いてもらったものです。なかなかソロで6分を切るのは厳しいところです。 2番手の慎さんも序盤はいいペースでしたが、2巡目、3巡目と周回を重ねるごとに疲れが出たか、終盤は大幅にタイムが落ち込んでいますね(^^; とはいえ、前年のソロよりは大幅にタイムアップして、予定よりも2周も多い周回数をマークしました。 3番手南子さんはタイムはそこそこですが、最初から最後までほとんどラップタイムに変動がなく安定感が目立ちます。他人に着いていったりせずに終始マイペースで走っているのが、タイム変動の無さにもみてとれます。 4番手かつさんは、出だしからいいペースでlap4で自己ベストをマークしましたが、その後垂れてしまったか?(^^; 悪いことにちょうど2時間組のゴール時間と重なってピットがクローズされてしまったために、その後7周までコースに留まる羽目になって苦しい様子が窺われます。 という具合にラップタイムの変化からもレースの流れが見えてきますが、より詳細な補足は御本人達のコメントを待つことと致しましょう・・。 次は、ピットインでの停止時間をまとめました。完全な静止時間はGPSのログでも判断しづらいのですが、概ねピットに入ってきてから次のライダーが走り出すまでの時間を切り出しています。前図のラップタイムをみても、ピットイン前後でタイムが特に縮んだり伸びたりしているわけではないので、この停止時間がほぼピットインでライダー交代に要するロスタイムと看做していいと思います。 そのボトル着脱の問題がなければ、5秒程度のタイムロスで交代が可能といえそうです。意外とロスは小さいですね。ということは、疲れて5秒以上タイムを落とすならばピットインしてフレッシュなライダーに代わった方が速いというわけで、少ない周回数でこまめに交代しながら走るという作戦もいいのかもしれません。 長くなってきたので、続きは別頁にて・・ (その2)へと続く
by Mazoka3
| 2009-03-14 15:39
| GPS
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