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カテゴリ:GPS( 20 )
GPSでみるサイクル耐久2008(その2)
(その1)より続く

続いて走行中の速度変化に着目してみます。

と、その前に岡山国際サーキットのコースレイアウトをおさらいしておきます。コースは一周約3.70km、高低差29mです。自転車レースで走る場合は、コース図に矢印を入れてあるように、通常とは逆方向に周回します。そのため、メインストレートは約1.1%の上り勾配、バックストレートは約1.1%の下り勾配となります。
e0080315_1638924.gif

では早速走行データをみていきましょう。
チーム員それぞれの代表的なデータとして、各自のベストラップあるいはセカンドベストをマークした周回をピックアップして、一周の速度変化をグラフにしてみました。グラフの凡例に、それぞれのlap数とラップタイムを示してあります。前述したように、新しいGPSを投入して毎秒単位で速度がきれいに測定できるようになり、走行中の細かい速度の変化まで追いかけられるようになりました。
e0080315_1553787.gif
各自毎にグラフをみていきますと・・
まずはワタシ(Mazoka)。ベストラップをマークしたlap6は大集団に入っての走行です。みてのとおり、とにかくどの区間も速くて、ホームストレートで40km/h弱、バックストレートは50km/h前後を維持しています。ソロではあり得ない集団ならではのスピード域ですが、集団内にいると必死で漕がなくても十分ついていけるし周囲との速度差もないので、ちっとも速いとは感じないのが恐ろしいところです。区間ごとにみていくと、最終コーナーを過ぎてからは勾配がキツくなって34km/h前後にまで速度低下していますが、これだと集団内では遅すぎでどんどん抜かされてしまいます。頂上を過ぎてホッブスコーナーからは下りに入りぐぐっと加速するも続くレッドマンコーナーの出口で前が詰まってブレーキ、コーナーを抜けて下りストレートで前から離れないように一気に加速しています。一旦ストレートでスピードに乗れば維持は楽なのですが、集団のペースにあわせるために加減速が繰り返されるのが何気に脚に堪える場面です。コーナーの通過速度自体は、かつさんや慎さんのスピードと変わらないかむしろ若干遅いくらいなのが判ると思います。同様にバックストレートも50km/h超巡航でストレートの終わりからアドウッドカーブに向けて下りで加速しかかったところで前が詰まってブレーキがかかりいったん失速、コーナーからの脱出で再加速しています。その後も集団に食らいつきますが、この周回でピットに入ろうと思っていたので集団から別れるためにウイリアムズコーナーから1コーナーにかけては集団から左に出ようと右往左往して加減速を繰り返しています。

かつさんのlap18(本人としてはスタートから4周目)は、唯一6分を切り5:50のベストを記録した周回です。おそらくは部分的にでも列車に乗って走っているラップだと思われます。御本人からはバックストレートで休んでいたとのコメントを頂いておりますが、足を止めて40km/h以上を維持できるものではないので、少なくともこの周回はがんばって漕いでいるはずです。比較している慎さんやワタシのスピードがたまたま速かった時のデータなので較べると物足りなく感じるかもしれませんが、単独でみれば十分なバックストレートのスピードだと思います。そしてかつさんのグラフをみると、下りストレートのスピードよりも、むしろ上り区間での失速が小さいのが特徴です。比較的勾配の緩いホームストレートは33~35km/hを維持していますが、より勾配のきつくなる最終コーナーからホッブスコーナーまでの上りや、第1コーナー付近の上りでも、きっちり30km/h以上をキープして速度低下が少ないと言えるかと思います。

そしてある意味かつさんとは対照的といえるのが慎さんのラップ(^^;
慎さんのベストラップはスタート直後の1周目にマークした6:21ですが、グラフに示したのはセカンドベストのlap11(スタートから5周目)で、1巡目を終えてピットインする直前のラップです。グラフをみると下り基調のスピードが乗る区間ではワタシやかつさんと遜色ない速度が出ており、バックストレートでは中盤からぐんぐん加速してアドウッド手前で50km/hに達するハイスピードぶりです。またレッドマンコーナーやパイパーコーナーでの失速がなく、速度を維持したままでクリアしています。最もスピードが出るアトウッドコーナーでも比較した4人の中では最高速度を記録していますし、下りコーナーの速さが目立ちます。その一方で、上り基調の区間、すなわちウイリアムズコーナーからホームストレートを抜けてホッブスコーナーまでの区間は、下りとは対照的に失速が著しいのが判ります。この区間は南子さんといい勝負になっていますね(^^;
もっともピットインする直前の周回でもあり、疲れがピークに達して上りの速度に影響しているのだと思いますが。

最後は紅一点南子さんのデータですが、こちらは終始マイペース。列車に乗るとかいうのとは無縁の世界でコースの左を黙々と走っていたということなので、無駄な加減速もなくて落ち着いたペースが続いています。ただ一ケ所だけアドウッドカーブを抜けた後に20km/h以下まで大きく減速しているのが目立ちますが、なにかスピードを落とす原因でもあったんでしょうか?あるいはGPSのエラーなのか原因は不明です。その箇所を除けば、ほぼコースの勾配成りに一定負荷で走ればこんな速度変化になるであろうと思わせる、そんな素直な速度グラフであります。


以上、速度データをみてきたわけですが、なかなか詳細な良いデータが取れているので、今回はさらに踏み込んで、次項ではパワー変動の分析を試みたいと思います。
(その3)へとつづく・・?

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by Mazoka3 | 2009-03-14 15:54 | GPS | Comments(5)
GPSでみるサイクル耐久2008(その1)
恒例のGPS記録から天満屋サイクル耐久レースを振り返るシリーズ
レースから半年近く経ってしまいましたが、最近になってGPSデータが復活しましたので、あらためて2008年のレース分析を進めたいと思います。

過去ログ:
GPSでみるサイクル耐久2007
GPSでみるサイクル耐久2006
GPSでみるサイクル耐久(2005)

2007年までのサイクル耐久はソロで走ってきましたが、今回は4人でチームを組んで6時間耐久に臨みました。チーム員全員の走行記録が残るように、GPSロガーはメンバー交代と同時にバトンタッチしています。公式計時用のトランスポンダーもリレーしないといけませんので、トランポとGPSロガーを空ボトルに入れて、それを交代時に手渡すようにしました。

使用したGPSは、RoyalTek RGM-3800。表示画面をもたない、純粋なGPSロガーです。昨年まで使っていたGarmin Geko201と較べると、高感度チップSiRF StarIIIを搭載しており、より精度の高いデータ取得が期待されます。またメモリ容量も大きいので、1秒間隔でログを残しても余裕で6時間のレースを記録できます。

また、RGM-3800になって嬉しいことのひとつは、ログ(NMEA出力)に位置座標だけでなく速度が出力されることです。以前にGeko201の憂鬱で述べたように、緯度経度の座標値の差分から移動速度を算出すると、座標値の分解能の限界で十分な精度で速度が求められないという問題がありました。その点、速度が直接得られるというのは、特にレース結果を分析する上で走行中の速度は興味があるところでもあり、大きなメリットです。

実際に今回のログデータから、座標値から算出した速度と、NMEAファイルに出力された速度を比較してみました。
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結果は一目瞭然で、座標値から求めた速度はがたついているのに対して、速度データの方は綺麗なデータになっているのが判ります。また、グラフの10~30秒にかけて、ここはちょうどアトウッドコーナーで最高速の出る箇所ですが、座標値から算出した速度の方が高めの値を示していますが、これについての原因はよく判りません。ただ、データをみているとここに限らず、速度変化の激しい箇所では同様の傾向があるようです。

ではレース結果をみていきましょう。
まずはライダー別の周回数と平均ラップタイムのまとめです。
e0080315_1113433.gif
4人あわせて6時間で54周を走り抜きました。走行距離はちょうど200kmです。前年の走行データを元にした戦前のシミュレーションでは6時間で50周の想定でしたから、目標を大幅に上回る好結果でした。順位はともかくとして、当チーム的には大健闘といっていいでしょう。

またチームとしてはひとりの人がたくさん走るのではなくて、全員が同じ時間走れるように心がけました。ま、南子嬢は本人の希望により別枠扱いされていますが(^^;、男性陣3人はほぼ同じ走行時間となるように、うまく交代のタイミングを計ることができたと思います。もっとも、平均タイムの分析だけならば、GPSのデータがなくても手計測の記録で十分に判っていた結果であります。もう少し細かいデータをみていきましょう。

続いて周回毎のラップタイムをグラフにしてみました。ライダー交代は、グラフの名前順にあるとおり、Mazoka→慎→南子→かつ の順にローテーションしています。
e0080315_11451969.gif
グラフをみると各人とも最初は元気に飛ばしているものの、レース後半になると脚が垂れてどんどんタイムが堕ちていくのがよく判ります。

スタートはワタシ(Mazoka)の担当で、最初の6周を先頭集団に着いて行きましたが、このときのラップタイムは5:20~5:30、平均速度は40km/hを超えており、ソロではちょっとあり得ないアベレージを記録しています。やはりレースでは列車に乗れるか否かでまるでタイムが違うのがよく判ります。ワタシは6周目にはそろそろ登りがキツくなってそのまま脱落、ピットインしましたが、聞くところでは集団はその後もさらにペースアップしていったそうです・・。どんだけ速いんでしょうか・・。
また、ワタシの2巡目の終わりlap11もタイムが伸びていますが、これもちょうど3時間組がゴールする前の先頭集団と遭遇して牽いてもらったものです。なかなかソロで6分を切るのは厳しいところです。

2番手の慎さんも序盤はいいペースでしたが、2巡目、3巡目と周回を重ねるごとに疲れが出たか、終盤は大幅にタイムが落ち込んでいますね(^^; とはいえ、前年のソロよりは大幅にタイムアップして、予定よりも2周も多い周回数をマークしました。

3番手南子さんはタイムはそこそこですが、最初から最後までほとんどラップタイムに変動がなく安定感が目立ちます。他人に着いていったりせずに終始マイペースで走っているのが、タイム変動の無さにもみてとれます。

4番手かつさんは、出だしからいいペースでlap4で自己ベストをマークしましたが、その後垂れてしまったか?(^^; 悪いことにちょうど2時間組のゴール時間と重なってピットがクローズされてしまったために、その後7周までコースに留まる羽目になって苦しい様子が窺われます。

という具合にラップタイムの変化からもレースの流れが見えてきますが、より詳細な補足は御本人達のコメントを待つことと致しましょう・・。

次は、ピットインでの停止時間をまとめました。完全な静止時間はGPSのログでも判断しづらいのですが、概ねピットに入ってきてから次のライダーが走り出すまでの時間を切り出しています。前図のラップタイムをみても、ピットイン前後でタイムが特に縮んだり伸びたりしているわけではないので、この停止時間がほぼピットインでライダー交代に要するロスタイムと看做していいと思います。
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計11回あったピットインのうち前半はほぼ5秒前後の停止時間だったのが、後半になってロスタイムが長めになっているのが判ります。これはGPSの受け渡しに手間取ったためと思われます。前述のとおり、ライダー交代時にGPSを入れたボトルを受け渡ししたのですが、GPSを入れるためにボトルに入れた切り欠きがボトルケージに引っかかってしまい着脱に時間がかかってしまいました。これは次回にむけての要改善点であります。

そのボトル着脱の問題がなければ、5秒程度のタイムロスで交代が可能といえそうです。意外とロスは小さいですね。ということは、疲れて5秒以上タイムを落とすならばピットインしてフレッシュなライダーに代わった方が速いというわけで、少ない周回数でこまめに交代しながら走るという作戦もいいのかもしれません。

長くなってきたので、続きは別頁にて・・

(その2)へと続く

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by Mazoka3 | 2009-03-14 15:39 | GPS | Comments(0)
過去からの生還
エラーが発生して全く読み取れなかった去年の天満屋のGPSログ。
せっかくの新兵器投入も水泡に帰したかと諦めていた・・というか、もうすっかり記憶の彼方に飛んでいた記録ですが・・
最近になってRoyalTekからData Downloaderの新バージョンが提供されたようです。
(jr7cwkさんから更新情報を頂きました。感謝!)

もしやと思って天満屋のデータを読み込んでみると、、、
なんと!きちんとログデータが再現されたではないですか!\(^o^)/

データを消さずに残しておいたのが、今になって復活につながるとは・・。
といいますか、RGM-3800は電池の持ちは悪いけど、メモリ容量だけはバカみたいにあって、今までのデータを全部残してあってもまだメモリの1/3くらいしか使ってなかったりします・・(^^;;

待てば海路の日和ありとはよく言ったもので。 (この場合、サーキットのログ故に回路の日和か!?)
今更ながら、天満屋耐久のデータ分析を始めたいと思います(^^;
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by Mazoka3 | 2009-03-08 09:09 | GPS | Comments(3)
[RGM-3800] Between two Points is to far
GPSデータロガー RoyalTek RGM-3800のエラーに関するメモ書き

ロストしたまま30キロ程度以上移動すると以降の記録が読めなくなるらしい。検索すると、同じトラブルに遭っている方がいるようです:二点間が遠すぎる? エラー

サーキットのスタート地点に並んでから、9:44頃GPSロガーの電源ON。LED表示をみるとしばらくして測定を開始、以後16時のゴールまで毎秒のログが残るはずだったのだが・・。
帰宅後DownloaderでPCにログを読み込もうとすると、Between two Points is to far. Point:xxxxx とのメッセージが出て、22940ポイント中データが取れたのは最初の23秒だけ・・(T_T)
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その23秒分のログの示す位置は、なぜか能登半島沖の日本海洋上だったので、次に正確な位置(岡山国際サーキット)を測位した途端にエラーになったと思われる。しかし、2点間が遠すぎるからエラーにするなんて余計なお世話。Downloaderは単に生の記録を読み出してさえくれればそれで十分、エラーかどうかはこっちで判断するよと言いたくなる。

Downloaderの作動をみていると、22940ポイント分のデータを数分掛けて読み込んだ後にnmeaファイルに変換?する過程でエラーメッセージを吐いているので、ロガーにデータ自身はちゃんと残っている気がする。Downloaderの修正で読み出せるようになるといいのだが・・。当面はメモリを消さずに残しておくか・・。

なお、ログのモードは5、計測間隔は1秒で記録。
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by Mazoka3 | 2008-10-16 07:13 | GPS | Comments(6)
Gekoの憂鬱
わたしゃお酒飲めなくって(>_<)ヒー ・・・ってそりは下戸の憂鬱やろ(゜-゜)\バキ


e0080315_23235725.jpg現在使用中のハンディGPS Garmin Geko201

購入して早5年。サイクリングのお供として活躍してきたのだが、最近少し物足りなさを感じるようになった。

よく言われるように、地図がないからとか、電池が持ちが悪いとか、そういう不満ではない。それは使い方次第であって、私の用途の場合、地図が出ないからといって不便だと感じることはあまりない。

そんなことよりも最近は、というか以前から、サーキットやヒルクライムの走行データ分析を行う過程で、Gekoの分解能の悪さが気になるのだ。

こちらに指摘されているとおり、Gekoのトラックログの分解能は0.08秒、南北方向の距離にして2.47mである。NMEA出力で生データをみれば0.0001分(約0.185m)の桁数があるらしいのだが、トラックログに保存するときにデータが粗くなってしまうようなのである。恐らくは、限られたメモリでトラックログの記録点数を増やそうとした結果であろう。もっとも、Gekoの位置の計測精度は約15m、WAASを使っても数m程度の精度であるので、2.47mの分解能があれば一見問題がないように見える。実際、地点の記録としては実用上大きな問題はないのであるが、走行データを分析するために位置座標から速度を求めようとすると、状況は一変する。

一秒毎に記録した座標値の変化量から速度を求める場合に、位置座標の分解能が2.47mということは、速度の分解能も2.47m/s以下には小さくならないのである。2.47m/s = 8.9km/hもあり、これではいかにも大きすぎる。要するに、GPSログをいくら分析しても非常にアバウトな速度しか判らないのである。

実際にGekoで一秒毎に記録したトラックログから速度を計算してグラフにするとこんな風になる。
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ご覧のとおりグラフはガタガタで、得られる速度は離散的な値である。もちろん実際の速度が秒毎に激しく変動しているわけではない。これでは速度変化のグラフとしては使い物にならないので、それらしいグラフにするには10秒毎の平均値を求めるなど、データを平滑化してやる必要があり、去年の天満屋耐久レースのログを分析したグラフでもそのような処理を行っているのだが、そうすると当然、時間的に細かい速度変動はフィルターがかかって捉えられなくなってしまい、例えば瞬間的な最高速度は判らないという不満が残る。

一方でGekoの画面に表示されている速度は結構正確で、スペック上0.05m/sの精度がある。こちらの表示速度は多分ドップラー効果を使って求めているのだろうから、位置分解能の問題とは原理的に別物で、それなりの精度が期待できるのだが、残念ながらGarminのGPSでは速度情報はログに残らないので、あとから記録として利用することができない。

というわけで、一般的な使用ではまず気にならないであろうGeko201の不満点をつらつらと書いてみた(^^; が、全体的にみて、Geko201は軽量コンパクトで使いやすく、もう少し受信感度が高くなってロストからの復帰が早くなってくれればと思う点はあるものの、普段のサイクリングの軌跡記録に使用するには十分満足できていることは申し添えておきたい。

ただレースの走行ログをExcelに取り込んでゴニョゴニョ遊び始めると多少不満も出てくるよというわけで・・・(^^ゞ
いろいろ情報収集していくと、最近は高感度チップを採用して上述した問題も解決できそうな製品も安価に手に入るようなので、今度の天満屋サイクル耐久には新機材を導入予定である(^^;
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by Mazoka3 | 2008-10-09 00:18 | GPS | Comments(9)
ミッドナイトエンデューロ2008(分析編)
- GPSでみるミッドナイトエンデューロ -

レース参戦レポートがまだですが・・、先にGPSデータ分析編です(^^ゞ

ミッドナイトエンデューロでは、例によってハンディGPSを使って走行ログを記録しました。チーム3人交替で走りましたので、GPSレシーバーを計時チップといっしょに空ボトルに入れて、ライダー交替時に次の走者へバトンタッチするようにして、ピットインの時間を含めて常時ログが残るようにしました。

使用したGPSは、Garmin Geko201です。Gekoはトラックログのメモリ容量が最大10000点ですので、10時間の長丁場ともなると毎秒間隔ではメモリがオーバーフローしてしまいます。そのため、ログの設定はAUTOモードにして、インターバルはMediumとしました。AUTOモードはログの記録間隔を適当に間引いて保管してくれるものです。

今回10時間の走行でとれたトラックの点数は約3800点でした。1周当りにすると約40点となります。下のコース図に示してある白い丸印が、ある周回の記録例です。データとしては少し粗くて物足りない感は否めず、できれば外部メモリをもったGPSを使いたいところです(^^;

これくらいの記録密度だと、毎周のラップタイムを知るには十分ですが、コーナー毎の加減速であるとか速度の変化を追いかけるには不十分です。そういうわけですので、今回は速度の分析は諦めて、ラップタイムと区間タイムを整理してみることとしました。

岡山国際サーキットのコースレイアウトです。
e0080315_19215088.gif
コースを4つの区間に分けて、区間タイムを計ってみました。
地点S : ホームストレートの15番ピット地点(今回使ったピット:公式計時ラインとは異なる)
地点A : ホッブスコーナー手前の最高標高付近
地点B : リボルバーコーナーを抜けヘアピンに入る前の登りきった付近
地点C : 下りの高速アトウッドカーブを抜けて軽く登った付近
区間1:S~A、区間2:A~B、区間2:B~C、区間4:C~S としています。
なお、自転車レースのときはサーキットコースを逆走します。なので、ホームストレートは若干の登り勾配となり、実際に走られた方はよくお判りでしょうが、区間1と4は登り基調、区間2と3は下り基調となります。

では、早速GPSログから分析したラップタイムと区間タイムを整理したグラフをみてみましょう。
前述のとおり、データが粗いので各地点の通過タイムは前後のログデータから補間して算出していますので、それなりの(数秒程度?)の誤差は含むことはあらかじめ留意頂ければと思います。
e0080315_19191493.gif
※クリックすると拡大表示されます

グラフには周回毎のラップタイムと区間タイムをポイントで示しています。折線は1回の出走ごとの平均タイムを表しており、数周毎に入っている縦の目盛線がライダー交替のためにピットインした周回を示しています。また、交替周回のタイムは、ピットインに伴う停止時間と徐行によるタイムロスを除いたタイムとしています。

こうして整理してみると、ライダーごとのタイムのばらつきはともかくとして、序盤はかなりいいラップタイムで調子よく周回できていたのが、中盤から終盤にかけて各ライダーともじわじわとタイムが落ちていっているのがよく判ります(^^; ワタシも最初は6分を切るタイムで走れていたのが、終盤は7分で回るのがやっとという状態でした。その点ふくさんは最後までタイムの落ち込みが少なく安定したラップで周回されました(タイム予測がしやすく安心してみていられるらしい・・・タイムキーパー談^^;) やはり3人交替制だと休憩するかしないかくらいで、次の出走順が回ってくる感じで、走るたびに疲労が溜まっていき、チームといえど常にフレッシュな状態でピットを飛び出すというわけにはいきませんでしたね。

区間タイムをみると、下り区間(2&3)では、ライダー毎にも周回毎にもラップごとの差が小さく、やはり脚が垂れてくると登り区間(1&4)で大きくタイムが落ちている様子がみてとれます。
特に区間2(ピット裏のストレート)はあまり脚を使わなくてもスピードが乗るので疲れてもタイムは落ちにくい。区間3のバックストレートは下り基調とはいえ、速い人に曳いてもらうか踏んでいないと速度低下するので、多少タイムにばらつきが出ています。一方、区間1と4は登りのために脚力や疲れ具合の違いが如実に表れる区間で、ここでのタイム差がラップタイム全体に大きく影響するといえましょう(^^;

一方、ピットインのロスタイムをみてみると、グラフからは読み取れませんが、ライダー交替に要するタイム(ピットでの静止時間+ピットロード徐行分)は、1回当たりで短いときで5秒程度、長いときは20秒以上かかっていました。平均して1回のピットインで10秒前後のロス、10時間あわせて3分くらい(≒半周)になります。意外と大きくは無い気もしますが、ひとつでも順位を上げようとかつかつで望むなら、まだまだ短縮の余地はありそうにも思います。

また、データから各自の走行時間を積算してみると・・

Nobu: 3:17:19 30周
ふく: 3:22:39 28周
Mazoka: 3:25:24 32周

となり、当初目論見どおり、ほぼ時間均等になりました。最後はNobuさんに4周走ってもらってもよかったかな?(^^;
いずれにせよ、キッチンタイマー作戦は功奏したといえそうです。


リンク:
同行チームのGPSデータ分析があります。ウチよりもずっと高精度、高密度のログによる詳細な分析は必見です(^^;
倉敷常日庵留守録:GPSで見るミッドナイトエンデューロ
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by Mazoka3 | 2008-08-24 21:30 | GPS | Comments(4)
自転車:GPSでみるサイクル耐久2007
GPSでみるサイクル耐久シリーズ、もう今年で3年目です(^_^;
レース走行中に記録したGPSのログからレース内容を振り返ってみようという試みです。

というわけで過去2回の報告はこちら:
GPSでみるサイクル耐久2006
GPSでみるサイクル耐久(2005)

レースの舞台となった岡山国際サーキットのコースレイアウトについては過去のレポートと重複するので省略。上記リンクから参照下さい。

早速分析結果のグラフをみていきます。まずは、周回毎のラップタイムの推移です。参考までに去年のタイム(ピンク色の線)も併せて示してあります。縦軸はラップタイムですが、右に相当する平均速度の目盛も刻んであります。
e0080315_2261979.gif
こうしてみると今年も前半飛ばしすぎて足が売り切れ、終盤1時間は大きくペースダウンしたのがハッキリと判ります。ただし去年は1時間半で力尽きたのが今年は2時間頃19周目まで踏ん張っています。そのまま2時間クラスでゴールしていれば周回数20周と、なかなかの好記録だったかもしれません(^^;

レースレポートにも書いたように、今年の目標は3時間で100キロ越えでしたので、1周6:40(平均速度33.3km/h)で周回する計画でした。そこから周回毎の通過予定時刻を書き出しておいて、実走中のタイムと比較しならが走りました。ただし、6:40にペースコントロールすることはできず、序盤から小集団の流れに乗って非常に速い展開。レースは6分台前半のタイムで進んでいきました。ベストラップは3周目に記録した5:53です。

一応予定時刻と較べながら走りますがスタートから貯金が溜まる一方。データをみると19周を終えた時点で最大預金残高8分にまで達しました。(もっとも走行中は思考能力が低下してそこまで細かい計算しながら走っているわけではありません^^;)
しかし、20周目からはがっくりと足が止まり、ラップも7分前後、終盤に入っては7:20~:30にまで落ち込んでいます。それまで貯めこんだ貯金も切り崩す一方。最終周の前27周目には足が攣ってしまいほぼ止まりかけ、ラップも8分近くかかってしまい、最後の最後で100キロに届かないのではないかと焦りました(^^;

さて、今回GPSに関しては、9月末からMSASの運用開始を受け、私の使っているGarmin Geko201もWAASモードにして使用しました。MSASについては私もよく分かっていませんが、これを利用することによってGPSの誤差補正を行って、従来10m程度あった誤差が数mにまで位置精度を高めることができるという有難いシステムです。誤差数mとなるとサーキットのコース幅よりも細かい分解能でコーナーのライン取りまで分析できるのではないかと期待されます。

下図はカシミール3Dで描かせた走行軌跡です。コースで最も速度の出る下りコーナー、アトウッドカーブ付近の拡大図です。軌跡の色は速度の大小を表しています(赤:速、青:遅)
e0080315_781415.jpg
こうしてみると、昨年までの軌跡データよりも確かに精度が上がっているようです。少なくともコースのアウト側かイン側かくらいの違いはみてとれます。図中にコメントしてあるように、3周目にコースオフしてダートを走った(ノーブレーキで40km/hオーバーで突っ込んでますね・・)こととか、27周目に足が攣ってストレートの左端をスロー走行している軌跡(一本だけ紺色30km/hの線が・・)とか、しっかりとデータに残っています(^^;

それにしても、コースオフした3周目にベストラップをマークしたというのは、どういうことでしょうか?(笑)

次のグラフは3時間全体の速度変化の記録です。横軸には、ほぼ一周毎になるようにグリッド線を入れています。
e0080315_2262813.gif
↑クリックで拡大
これをみても終盤の速度低下は明らかですね(^^; そして、下りカーブでのピーク速度はレース全体でほぼ変わらないのに対して、登り坂で速度が落ちる区間での速度低下が著しいのが判ります。スタート直後は登りの失速するところを含めてもほぼ常に30km/h以上をキープしていたのが、レースが進むにつれて失速の程度が大きくなって終盤は場所によって20km/h以下まで落ち込む有様でした。序盤は50x19Tで足りていたギヤが、終盤には50x23T、場合によってはロー(25T)にまで落とす場面もありました(^^; (さすがにインナーは使わず)

最後は代表的なラップの一周分の速度変化をさらに細かく比較してみます。

が、その前にお詫びです。昨年までのデータ分析では速度の算出式に誤りがあり、実際の速度よりも高めに計算していました(゚-゜)\バキ いずれ時間をみて修正したいと思いますが、とにかく去年までのグラフには間違いがありますのでご注意頂ければと思います。

さて代表周として、ベストラップに近いLap2 (5:57、Ave37.3km/h) と、終盤垂れてからのLap25 (7:23、Ave30.1km/h) の速度変化を比較します。図には昨年のほぼベストラップ Lap5(6:15)も参考データとして黄緑の破線で示してあります。
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まず、去年と今年でそれぞれのほぼベストラップ周回を較べると、今年の方が下りの速度の出るカーブで遅いことがわかります。これはもちろん雨で路面が濡れていてコーナーをゆっくり回っているためです。ドライであればノーブレーキで飛び込むところ、今年はブレーキを掛けながら慎重に進入せざるを得ませんでした。それでもラップタイムが上がっているのは、登り区間とバックストレートでの巡航速度が高いためです。このときは小集団に入って、バックストレートで40km/h超、ピット前の緩い登りも36~7km/hで走れています。ホームストレートを過ぎて勾配がきつくなっても30km/h以上をキープできています。瞬間的な最大速度の大小よりも、長い区間での巡航速度を上げる方が、当然平均速度を上げるには有効ということですね(もちろん脚があればの話ですが・・^^;)

で終盤へばってくると、グラフのLap25(赤線)のように、この長い登り区間での速度低下が顕著になります。ちょっと勾配のキツイところでは20km/hちょっとまで失速、勾配が緩くなるピット前ストレートでも27~8km/hを出すのがやっとという状態です。ピット裏の短い下りストレートでも足を休めているので十分加速せず、唯一終盤路面が乾いてきたのでアトウッドコーナーへ突っ込めるようになり一瞬速度は上がりますが、続く登りで踏み込めずドーンと失速、あとはタラタラ上り坂に喘ぐという状況がグラフからもみてとれますね・・(^^;

日 時:2007年10月8日
コース:岡山国際サーキット (1周3.703km)
使用機材:Garmin Geko 201
記録間隔:2秒毎

ひらまつさんのGPSデータ分析も詳細で興味深いので、併せてご覧下さい。
倉敷常日庵留守録:GPSで見るサイクル耐久2007
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by Mazoka3 | 2007-10-11 20:00 | GPS | Comments(7)
Gekoのマウント
e0080315_23145951.jpg昨日注文してあったGeko201のマウントが届きました。

Handlebar mount (P/N:010-10425-00)

GarminのGPSレシーバーをハンドルバーに取り付けるためのアタッチメントです。
元々GPSを買ったときにいっしょにマウントも買って使っていたのですが、去年の夏に走っていたときに、ちょっとした段差に突っ込んだ際に衝撃で割れてしまったのでした。

e0080315_23295364.jpg右が割れたマウントの写真。

割れた後、すぐに買い直してもよかったのですが、なんとなく延びのびになっていました。
というのも、ここのところGPSは走行ログを記録するためだけに携行している状態だったので、ハンドルに取付けなくても、ポケットに放り込んでおくだけで用が足りていたのです(^^; 衛星からの電波さえ拾っていれば、画面を見る必要がなかったというわけです。

まぁ、たまにはルートナビに使う機会も出てきそうなので、今更ながらお取りよせ(^_^;
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by Mazoka3 | 2007-03-09 23:37 | GPS | Comments(4)
自転車:GPSでみるサイクル耐久2006
今年もGPSでサイクル耐久走行中のログを採りましたので、データを分析してみましょう。
ちなみに、去年の記録はこちら>GPSでみるサイクル耐久

まずは軽く岡山国際サーキットのレイアウトをおさらいしておきましょう。
GPSの高度データから作ったコースの高低図です。
e0080315_21191344.gif

便宜上コースを4つの区間に分割しました。

Startと書いてあるところが計測ラインになります。通常とは逆周りにホームストレートを最終コーナーに向けて緩い上りを進みます。最終コーナーから少し勾配がきつくなって、コースの最高地点Aまで上りが続きます。A地点を過ぎるとS字カーブを抜けピット裏の短いストレートを下ります。B地点の手前で短いながら急な上り返しがあって、続くヘアピンを回ると700mのバックストレートへと入ります。緩い下り勾配となっているバックストレートを抜けると、続くアウトウッドコーナーは急な下りの複合コーナーで、ここで最高速度に達します。そしてC地点を過ぎると、わずかにアップダウンのあるS字カーブを抜けて、再び上り基調となって1コーナーを回ってスタート地点へと戻ってきます。

今回はソロでの走行でしたので、全26周分たっぷりとログが採れました。Geko201のトラックログ容量が10,000点ということを考慮して、2秒間隔で記録しています。(1秒間隔では3時間もたない)

周回毎のラップタイムの経過を表したのが次のグラフの青いラインです。グラフの右軸にはラップタイムに対応した1周の平均速度の目盛りを入れました。
e0080315_21212478.gif

グラフを見ると前半と後半のペースの違いが明らかですね(^^;
前半は我ながら非常に速いペースでいけました。ベストラップは8周目の6'13"です。13周経過時点のタイムは1°24'45"で、平均時速34.1km/hに達しました。このままいければ余裕で3時間100キロを超えるペースです。
が・・・、足もここらへんで売りきれたのと同時に、このままじゃゴールまで持ちそうにないとの思いで、14周目から急激にペースダウン(^^;
ラップタイムも7分を超え、さらに20周目ころからは足も痙攣しはじめ、ラップタイムは7'30"以上、平均速度30km/h以下へと低下したままゴールを迎えました。

また、A、B、Cのラインはそれぞれ区間タイムを表しています。Start~AとC~Startの区間が上り基調、A~B,B~Cは基本的に下り区間になりますが、ラップタイムが落ちた後半に、特に上りの区間で時間がかかっている傾向が読み取れます。

次のグラフは代表的な周回の速度変化を表しています。青が5周目(6'15")、ピンクが15周目(7'01")、茶色が最終周(7'45")です。A、B、Cのポイントも示してあるので、コース図と見比べながらご覧下さい。
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※本データは速度の算出が間違っています!!(実際よりも高めになっている) 後日修正の予定
後半、ラップタイムが落ちてくると、全般に速度が下がってはいるのですが、特にCからスタートラインを通ってAまでの上り区間で失速しているのがわかります。前半の元気なうちは上りでも軽く30km/hオーバーで走っていたのに、最終周には24~25km/hまで速度は低下。1、2枚低いギヤを使ってもまだ足が重いという状態でした。
まぁ、最後の最後はゴールスプリントで無理矢理加速していますが・・(^^;

さらに、グラフに去年の記録を緑の破線で描いて重ねてみました。そうすると、去年は下りのストレート区間A~Cがあまりスピードが出ていなくて、逆にC~Aの上り区間が案外速い。今年はほぼ無風に近い状態だったかと思いますが、去年は恐らくストレートで向い風だったのでしょう。そのようなコース状況の違いがみてとれますね。


いっしょに走ったひらまつさんのGPSデータ分析も興味深いですので、併せてご覧下さい。
倉敷常日庵留守録:走行解析結果
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by Mazoka3 | 2006-10-12 21:44 | GPS | Comments(4)
GPSでみるサイクル耐久
またまた耐久レースの話題でスイマセン。

MR-4Fには普段からハンドルバーにハンディGPSを搭載してしますが、レース走行中もトラックログ(位置情報の記録)を取りましたので、ここでは得られたデータを分析してみたいと思います。

e0080315_035527.jpgまずは、カシミール3Dを使ってトラックログを地形の立体画像上に表示してみたのが本図です。
走行ラインの色は速度の変化を表しています。青い区間が速度が遅く、赤くなるほど速度が速いことを示しています。

サイクル耐久レースでは、通常とは逆に左回りにコースを使用します。
コースレイアウトの詳細は、オフィシャルサイトのコースガイドでも参照頂くとして、おさらいの意味で、図をみながら1周してみますと・・

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by Mazoka3 | 2005-10-13 00:56 | GPS | Comments(10)